シリーズ3解禁ポケモンについて所感

f:id:pyoncanokekko:20200214190634j:plain

先日サービス開始したポケモンHOMEにより剣盾に新たに52種類のポケモンが追加された。

そのうち孵化などで剣盾内で入手したポケモンが3月開始のランクマッチ シリーズ3にて使用可能となるためそのうち対戦で使われそうな最終進化ポケモンに絞って各ポケモン軽く触れてみる。

※1.ライチュウ(アローラ)やマタドガス(原種)は現在進化方法がないため省略、カモネギサニーゴは大戦における有用性が低いため省略

※2.シングルしかやってないので基本全部シングルの話

 

カントー御三家(残り)

f:id:pyoncanokekko:20200214185024p:plain

フシギバナ

80-82-83-100-100-80 新緑/葉緑素

御三家全般に言えることだが今の環境では皆高種族値でバランスよく振り分けられているので使いやすい。

メガを失ったことでメジャーな弱点が2つ増えたことやギャラキッスの二大ダイジェットエースより1遅いのはかなり致命的なため従来のメガのような宿木耐久型は厳しいかもしれない。

一方で大地の力を習得したことで無理なく地面打点を持つことができ鋼はの有効打となるほか晴れ下のウェザボや成長がありコータスという優秀な晴れ展開要員ができたことで晴れエースとしての性能は十分に高いと言えるだろう。

 

f:id:pyoncanokekko:20200214185037p:plain

カメックス

79-83-100-85-105-78 激流/雨受け皿

なにより殻を破るを覚えたことが大きい。

現状、からやぶエースはパルシェン一強だが特殊耐久の大きな差と素早さの違いで差別化は可能だろう、もっとも耐久の微妙な高さは殻を破る上では不要どころかマイナスにもなりかねないが。

バナと同じくそこそこ硬くてそこそこ火力があってそこそこ速いので普通にサイクル参加もできるだろう。

地味に鉄壁ボディプレできるので熱湯と絡めて物理に強く出れる型もいいかもしれない。

 


アローラ御三家

f:id:pyoncanokekko:20200214185050p:plain

ジュナイパー

78-107-75-100-100-70

新緑/遠隔

他2匹と違い専用技を専用のまま保てている男。

影縫いや蜻蛉が使えるので対面操作は得意そうだがタイプ種族値的にダイジェット持ちとドラパミミにボコられるので環境としては辛い。

剣舞悪巧みブレバ暴風とあるのでダイマックスエースとしてはありそう、耐性の悪さとそこそこな耐久があるので弱保ダイジェット型なんかは攻撃面では優秀なタイプもあり優秀かもしれない。

バトンタッチもあるので弱保+ダイジェット+バトンのドラパのような動きも可能。

 

f:id:pyoncanokekko:20200214185102p:plain

ガオガエン

95-115-90-80-90-60

猛火/威嚇

まぁとりあえず強いだろうなってやつ。

ウインディより少し硬いが遅い。

ミミドラパドリュの3トップに仕事ができる、型はチョッキやスカーフが主流になるか。

こいつもダイジェット(アクロバット)は使えるがなんか違う気もする。

ダブルでは大変なことになりそう、詳しくないけど。

 

f:id:pyoncanokekko:20200214185114p:plain

アシレーヌ

80-74-74-126-116-60

激流/うるおいボイス

これもまぁ間違い無いよなって枠。というか新規追加組で一番期待している。

Z廃止による瞬間火力の低下はかなり痛手だがc126から通りのいい水・妖技を打ってるだけで多分強い。

御三家はストーリーでの使い勝手からか両刀寄りの種族値配分になることが多いがこいつはその傾向が弱めでc方面に寄っている。

かなり打ち合い性能が高くサブウェポンもそこそこあるので仮想敵をどこに置くかで型が大きく変わりそうである。

余談だがこいつもダイジェット(アクロバット)を使えるのでアローラ御三家は全員使えることになる。きっとアローラは曲芸の一つもできないと生きていけない過酷な環境なのだろう。

 

 

・リージョン

f:id:pyoncanokekko:20200214185127p:plain

キュウコン(アローラ)

73-67-75-81-100-109

雪隠れ/雪降らし

雪降らし+オーロラベールが使えるポケモンの中でダントツに速く補助技も多く持ちつつある程度の耐久もある。

ノオーやバイバニラと違い行動保障に襷を回す必要が薄いため粘土を持たせやすくベール張りに関してはかなり優秀。シリーズ3からおそらく解禁されるであろうキョダイラプラスの存在は大きいが展開+ダイマエースで別におく構築においてはこちらに軍配が上がるだろう。

今作の天候事情もあり壁構築に比べてオーロラベールを軸に据えた構築が少ない現状を打破するほどの性能を持つかと言われると微妙なところ。

 

f:id:pyoncanokekko:20200214185138p:plain

ペルシアン(アローラ)

65-60-60-75-65-115

ファーコート/テクニシャン/びびり

素早さ以外の数値は貧弱だが特性のファーコートにより物理技のダメージを半減させられる。

直接攻撃以外にも作用し耐性面の変化がないためもふもふの上位互換の特性であり強力。

基本的にはこれと一致のイカサマを用い物理を相手する型になるだろう。

スカーフのイカサマ蜻蛉すり替え@1のような型だとスカーフサザンなどの上から逃げられるので良いかもしれない。

問題はこれ以外の協力な型がほぼないことか。

 

f:id:pyoncanokekko:20200214185152p:plain

ダグトリオ(アローラ)

35-100-60-50-70-110

砂隠れ/カーリーヘア/砂の力

原種と比べB10増えSが10下がった。物理耐久は焼け石に水のため種族値的には弱くなったとみていいだろう。耐性はさすが鋼タイプでかなり良いがそれを活かす耐久はない。

直接攻撃を受けると素早さを1段階下げる専用特性をもつ(わたげの劣化)。直接攻撃≒物理技であり、受けている時点で致命傷である。

殴り合える耐久がなく殴られる前に倒す火力もないため多少は火力のある補助型での採用が懸命か。

その場合は岩石封じor特性によるSダウンと置き土産を利用する型になるだろうがSで勝る原種を差し置いてこちらで行う必要性は薄い。

 

f:id:pyoncanokekko:20200214185202p:plain

ギャロップ(原種)

65-100-70-80-80-105

逃げ足/もらい火/炎の体

技範囲が広く剣舞とダイジェットも覚える。

サブウェポンも電草妖などと豊富。

種族値も決して酷いわけでないが炎単タイプなことを考えると攻撃耐久両方においてかなり怪しいラインである。エースバーンが同じタイプで下位互換になりやすいので技範囲の広さやエースバーンが覚えないつのドリルや催眠術をうまく使う必要があるだろう。

 

f:id:pyoncanokekko:20200214185211p:plain

マッスグマ(原種)

78-70-61-50-61-100

ものひろい/食いしん坊/はやあし

神速を失いきのみの回復力も減った。輝石も効果がない。

おとなしく神速持ちが配布されるのを待とう。

※訂正 しんそく遺伝だったので使えます(強いとは言っていない)

f:id:pyoncanokekko:20200214185224p:plain

マッギョ(原種)

109-66-84-81-99-32

静電気/柔軟/砂隠れ

原種とガラルどABとCDの種族値が入れ替わっている。つまりこちらは特殊よりでガラルは物理より、あと向こうと違い死に特性ではない。

電磁波や熱湯などでの状態以上撒きができるほか環境に多いアーマーガアやキッスにそこそこ強く出れる点は優秀。

起点作り性能ぼちぼちあるのにボルチェンないのがかなり痛い。なんで覚えないのお前。

 

f:id:pyoncanokekko:20200214185233p:plain

ヒヒダルマ(原種)

105-140-55-30-55-95

力尽く/ダルマモード

ガラルのダルマは大暴れしておりこちらも種族値と単タイプであることは同じ。

打ち分けができる代わりに補正が1.3倍で発動条件とデメリットがある特性を持つ(こっちのダルマモードはあかん)。

力尽く自体は強特性だが適応技が少ないのがネック。メインウェポンのフレドラは対象でガラルダルマの一致氷柱落としより火力が出る。

ただし他に使いたい蜻蛉や地震、馬鹿力なんかは補正対象外で対象となる中で採用候補となるとアイヘ思念岩雪崩あたりとなる。

補助技が意外と豊富なためそれらを不自由なく使える点でガラルとの差別化を図りたい。

 

 

・まとめ

期待値的には以下の感じ

S:ガオガエンアシレーヌ

A:Rキュウコンジュナイパー

B:フシギバナカメックス、Rペルシアンヒヒダルマ

C:Rダグトリオギャロップマッギョ

D:カモネギサニーゴマッスグマ

完全に個人の感想なのでSランクとDランクくらいしか自信はないA〜Cに置いたポケモン達は環境と型の開発次第でいくらでも入れ替わるだろう。

予想されていた過去作技の解禁や三闘士の参加はなく思ったよりも環境の変化としては小さそうである。

シリーズ3では他にもキョダイマックスの追加もありまた環境の変化が進んでいくことが予想されるため楽しみである。

 

その前にシーズン2が後半戦になったがまだマスターにしただけで数万位なのでここから頑張って順位を上げていきたい。